沖縄本島でカムイノミというアイヌ民族のお祈りがあると聞き行ってきました。
アイヌ民族とは約3万年も前から日本に住んでいたと言われる日本の先住民であります。
縄文時代から続く自然と共に平和に生きてきた人たちです。
カムイとは神、ノミとは祈る。ということでカムイノミとは神様にお祈りする儀式ということだそうです。
このカムイとは具体的にどんなものかというと、アイヌの世界ではあらゆるものに魂が宿り、中でも人間に自然の恵みを与えてくれる動物や植物、火、水、人知を超えた自然などをカムイとして敬っています。
そしてそのカムイに感謝の気持ちを捧げたり伝えるべきことがあるとカムイノミというお祈りを行います。
そして今回このカムイノミが沖縄本島の平和記念公園、うみそら公園で行われました。
まず入場するまえに各々、お気に入りの食べ物などを渡します。
すっかりそのことを忘れてしまった僕らは急遽身の回りにあったケロッグを捧げました😂
気持ちが大事です
カムイノミが始まりました。
始まったと同時に雨風がめちゃくちゃひどくなってる気が、、、😂
そんなことは気にもせずシャーマンのレラさんたちはお祈りに集中します。
まず最初にレラさんがお椀の日本酒を火の神と精霊などカムイたちにささげ、その後周りの人たちも一人一人丁寧にお祈りします。
ただひたすら悔やまれる、未練が残る形で亡くなられた人々の魂を上に上げるように、辛かったね、ありがとうと祈りを捧げて上の世界へ上がってもらいます。
しばらくすると歌のお祈りです。
不思議とアイヌの歌は心に響くように心地よく、ちょっと陶酔したよーな意識になったのは気のせいでない気がします😂
みんなが捧げたお気に入りのお菓子も回ってました。みんなでもぐもぐ食べます笑
これはただ僕達が美味しい、美味しいと食べるのではなく僕らが食べるとこで周りの魂たちに捧げることになるみたいです🌎
そこからもう一回歌のお祈りが始まりラストスパート。
一応焚き火台から白い煙が上がり成功のメッセージみたいです✨
今回はあまりの嵐で自然的現象は起こりませんでしたが、大体の確率でお祈りの終盤くらいになると雲が割れそこから太陽の光が差し神々しい景色が見られるようです☀️
時代と共にこういった自然と共生してきた民族の人たちの文化もだんだんとなくなってきていて、今の現代の人々が学べることがたくさんあると思いました。
また次回のチャンスにまた伺おうと思います🙆♂️
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